2011年4月22日 (金)

「原子力に詳しい」大学の先生。

  昨夜TVのニュース番組を見ていると、福島第一原発の原子炉建屋にロボットが入ったというニュースがありました。

  ロボットが撮影した映像が放送され、「原子力に詳しい」という某有名大学の教授が映像を見ながらコメントをしていました。

  「想像していたよりも損傷を受けていないですねぇ。」 (ホンマカイナ。ケッコウコワレテイルンジャナイ?)
  「もやがかかったように見えるのは水蒸気でしょう。圧力抑制室に損傷を負ったために漏れた水蒸気だと思われます。」 (ヘェ~、ソウナンデスカ。)
  「このまま電源を使用するのは基本的に難しいでしょう。ショートします。」 (マァ、ソウダロウネ。)
  「放射線さえ何とかなれば復旧は早いと思いますよ。」 (・・・ナニイッテンダ? コイツ)

  放射線さえ何とかなれば、そりゃー復旧工事なんて問題ないですよ。 放射線を何とかするのが最大の問題でしょう? それができないからここまで事態が悪化しているんでしょうに・・・。

  「原子力に詳しい」なら、放射線を何とかする方法を東京電力にアドバイスしてあげて下さい。

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2011年4月20日 (水)

親子で連弾。

  日曜日にとある発表会に出演し、5歳の娘と一緒にピアノ連弾を演奏しました。Dscn4065

  会場は満員になれば300名ほどの小さなホール。小さいとはいえさすがにホールだけのことはあり、音響効果がすばらしい。ピアノはSTEINWAY & SONSのピカピカグランドピアノで調律もばっちり。音楽教室に通い始めて約1年の私たちには恐れ多いほどの環境でした。

  音楽教室内で同じクラスメイトを前にした発表会の経験はありますが、こんな本格的なホールでのピアノ演奏は初めて。娘は緊張していたようですが舞い上がった様子はなく、本番は非常に冷静で落ち着いていて、上手に弾けたと思います。

  私は恥ずかしながら緊張しまくり舞い上がりっぱなし。譜面台に楽譜を置いて弾き始めたのはいいのですが、演奏中に「パパ、楽譜が逆だよ」と娘に言われるまで気がつかない始末。この辺りからも娘の冷静さが伺えます。片手が空いた隙に楽譜を入れ替えたものの、更に舞い上がってしまい2小節分右手の演奏が抜けてしまいました。

  なんとも情けない父親を演じてしまいましたが、出番の後で娘が「×」と「花まる」をおでこに指で書いてくれました (^_^;)

  娘は他にもちびっ子合唱とハンドベル演奏に出演し、こちらも上手にできました。私も娘の顔中いっぱいに「花まる」を書いてあげました。

  次回は2年後ですが、親子連弾は最初で最後かな~。2年後はきっと私が娘についていけないので…。一生のいい思い出になりました。

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復興「構想」会議。

  首相の肝いりで大震災復興「構想」会議が発足しました。各界から様々な方々が参集されているようです。

  壊滅的被害を受けた地域をどのように復興させていくのか、難しい課題もたくさんあろうかとは思いますが、是非被災者の方々が前向きに明るくなれるような方策を期待したいです。

  ただこの会議、個人的には3つの?があります。

  1つは「構想」という言葉が入っていること。「構想」=「考え」です。復興は実現せねばなりません。実現できることを前提にした議論が行われた構想でないと意味がないですよね。言いっ放しにならないことを切に願います。

  2つめは上記に関連したことなのですが、構想を実務レベル、実現可能な計画に落とし込むのは誰がやるのかということです。会議の顔ぶれを見ると、実務者がいないような気がします。関係省庁の官僚も入るべきじゃないかなぁと思うんですね。政治主導は官僚排除とは違うと思います。

  構想ができてから計画を練るようにシリーズでやっていては時間が掛かるばかりです。被災者の皆さんは疲れ果てているのですから急がねばなりません。構想をまとめながら、実行に移していくようにパラレルで進めるべきだと思います。

  3つめはメンバーが年配の方ばかりということ。年配の方々には若い方々にはない経験と深い知識・ノウハウがあるので貴重な存在であることは間違いありません。でも、今回の「復興」は更地のようになってしまった被災地に「新しい街を作る」こととニアリーイコールです。これから被災地の将来を担う若い方々の意見・考え方も取り入れていくべきでしょう。会議名は「復旧」ではないのですから。

  夢を盛り込みつつ現実的な構想ができあがることを祈ります。

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2011年4月12日 (火)

「計画ホニャララ」。

  大震災後1か月の日に、政府から新たな避難指示が出ました。「計画避難」だそうです。1か月も経ってから「計画…」って、どこら辺が「計画」なのよ?

  放射線の拡散範囲が同心円ではないからというのが理由の一つのようですが、そんなこと今頃言うなんて、福島の人たちを政府は何と思っているのか。これまで1か月間に被曝した影響はどうなの? しかもこの先1か月のうちに避難しろって…被災地の人たちでなくても憤って当たり前です。

  政府にしても東京電力にしても、どの面下げて被災地に行ったのでしょう? きれいな防災服に身を包んで、外国の被災地に慰問に行ったつもりなのでしょうか。

  明日は我が身の私たちは、事が起こった時にどうすれば正しい情報を手に入れることができるのか、どうすれば家族を守れるのか、どうすれば生き延びられるのか。

  世界中が未曾有の大震災に救いの手を差しのべてくれています。日本は世界から見捨てられていないと感じることができて本当にありがたいことです。この暖かい心は「大震災被災者」に向けてであって、決してこの「国」に対してのものではないと感じています。

  この「国」は信じるに足るものがあるのか…。何が真実かわからなくなってきました。

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大震災後1か月の日に。

  4月11日、大震災からちょうど1か月。

  夕方5時過ぎ、仕事をしている事務所でユサユサと不気味な揺れを感じました。私のいる職場は普段から隣の建屋で稼働する天井クレーンの振動で時々揺れるのですが、それとは明らかに違う揺れでした。

  これはヤバい。またM7クラスの大きな地震かも。直感的にそう思いました。急いでブラウザを立ち上げてみると…案の定、M7.1の大地震がしかも福島で起きていました。福島県浜通りは震度6だぞ! 原子力発電所はどうなったんだ? ちなみに福島から遠く離れている名古屋は震度2。地震の大きさが窺い知れます。

  大震災後1か月の日に、またもや被災者を恐怖に陥れる大地震。大震災がM9.0でしたのでM7クラスでも余震になってしまうところが何とも。東海・東南海・南海地震が誘発されないか、本当に不安です。今これらの地震が起きたら、日本は…小松左京氏の「日本沈没」が頭を過ります。

  公式発表によると福島原発は外部電源が遮断されたそうですが、早期復旧され何とか持ちこたえたようです。宮城の女川原発では外部電源が落ちて非常用電源が運転されたようです。仙台上空で強い「青い光」が見えたとの話も…。

  しかし、何でこうも原発の外部電源は脆いのでしょう。何でこうも送電網は脆く簡単に停電に陥るのでしょう。私は電気屋ではないのでよくわからないですが不思議です。M9.0は別格としても、M7クラスの地震なら過去にも何度も経験しているはずです。

  いくら大震災後といってもねぇ。何故なんでしょう?

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2011年4月 9日 (土)

必要悪。

  東日本大震災で大打撃を被った福島第一原子力発電所。誰しもあの惨状とまだ続いている放射能漏れの恐怖に、原子力発電所なんて本当に必要なのか? という疑問が頭の中に浮かんできていることと思います。

  私もその一人ですが、残念ながら個人的には原子力発電はなくならない、なくせないと思っています。

  全国に点在する原子力発電所は54基あり、今後も増設される計画があります。今や日本の電力の約30%が原子力発電で賄われているそうです。

  原子力発電の最も大きな利点は、少ない燃料で莫大なエネルギーを得ることができる点にあります。また、化石燃料による発電に比べて温室効果ガスの放出が少ないという点も世界中で建設が計画されている理由です。一方で、同様に世界中で推進されている太陽、風力、水力、地熱などの自然エネルギーはどうしても発電量が不安定であり、原子力発電と比べれば比出力が大きく違います。

  原子力発電を代替できる発電技術は火力発電が筆頭です。でも、大量の温室効果ガスを発生させることが予想されます。世界中が脱原子力に傾けば、埋蔵化石燃料の急速な需要拡大、価格高騰、温室効果ガス増大となり、経済や環境に悪影響を及ぼすでしょう。当面は火力に依存するとしても、自然エネルギーの変換効率と安定性を高めて、普及促進を図っていくことが重要だと思います。

  ただ、実現には技術的な発展やそれを促す投資、それに多くの時間が掛かります。先進諸国だけでなくこれから需要が拡大する新興国のエネルギーを賄うためには、原子力発電を避けて通れないと思います。

  ですが、福島のような非常に重大な事故が発生してしまった現在、これまでの計画では原発建設・増設にGoがかかることはあり得ないでしょう。

  即ち、安全性、事故発生時の設備面及び運用面、非常時体制構築、自己冷却能力確保など、あらゆる面での再構築(検討対策レベルではぬるい!!)が必要です。これは電力会社のみならず国の体制も含めてです。東電幹部や原子力保安院があのように頼りない、何もできない集団だったことが明白になったのですから。

  昔、各電力会社はTVCMで「原子力は安全です」と盛んに啓蒙していました。これは結局「不安全」の裏返し。そもそも安全なら宣伝する必要はありません。「火力発電所は安全です」「水力発電所は安全です」とは聴いたことがありません。「原子力」が人類の制御可能なエネルギー源になり切っていない証拠です。

  真に安全ならば、首都圏から遠く離れた福島や新潟に原発を作る必要はないのです。真に安全なら東京湾に原発を作ればいいのです。福島や新潟の発電所から東京に電気を送るのに、数百kmの送電線を張っているわけですから、送電ロスだってバカにならないはずです(元のエネルギーが莫大なのでロスが目立たない)。エネルギーも地産地消がいいのは明らかです。でなければスマートグリッドという考え方は出てこない。

  期せずして、斉藤和義さんの「みんなウソだった」という替え歌がネットで話題になっています。反原発と社会批判がストレートに表現されたものすごい歌だと思いました。

  原子力発電、ないにこしたことはないですが…。なくすのは非常に困難、必要悪として付き合っていくしかないのではないかと思います。

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2011年3月31日 (木)

模型に触ってない。

  最近、特に震災後は趣味の模型に全く手を付けていない。映像で見た地震・津波の恐ろしさを目の当たりにして、何だか気が滅入って模型どころでなくなってしまいました。

  何でもいいから走らせれば気がまぎれるのかぁ?

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被災した友人から聞いたこと。

  私は今回の震災・原発事故被災地である福島県郡山市に6年間住んでいたことがあります。恩師や友人たちがこの地で今も暮らしています。

  震災後彼らの安否が心配で、なるべく通信負荷の少ないと思われるSMSで連絡をとりました。無事が確認できてほっとしています。

  郡山市は震度6の地震に襲われました。内陸部なので津波の被害はありませんでしたが、街は大きな被害を受けたそうです。幸いにも知人宅には大きな被害はなかったそうですが、ライフラインが寸断されたため、友人の何人かは数日間避難所生活を余儀なくされたそうです。こう言っては何ですが、被害状況を知れば知るほど数日で済んだのですからマシな方ですね。

  ある友人はメールで近況を教えてくれました。報道されているようにガソリンなどの燃料不足はかなり深刻だそうです。郡山市は比較的大きな街ですが車がないと不便です。市街地から少し離れると、車なしでは生活できません。大げさではなく本当にそうです。

  食料の入手も困難だそうです。店舗は少しずつ営業を再開しているようですが、開店前から長蛇の列で、日々の食事にもかなり苦労しているとのことでした。

  私の勤め先の関連会社が郡山にあるのですが、工場や従業員が被災しているそうです。被害が軽微であってもガソリンがないため従業員は出勤もままならない状態とのことです。食料も米はあるらしいですが、副菜の食材が手に入らないそうで、車が動かないため調達するにも行動範囲が限られにっちもさっちもいかないようです。

  福島原発周辺は放射線被害による影響で半径30kmの範囲で避難または屋内退避指示が出ています。さらに昨日、放射線被害で福島県産をはじめ周辺各県の農産物に出荷制限が出ました。それがもとで自殺者まで…何と痛ましい。

  原発周辺海域からすごい量の放射性物質が検出されました。土壌からは炉心起因のプルトニウムまで出たと。

  友人はこれらによる風評被害が心配だと言っていました。今は福島県全体が汚染されたような印象を持たれている気がしています。福島県の食材、水、海、土などあらゆるものが敬遠されている気がします。

  決して福島の何もかもが汚染されているわけではないのです。放射線量は原発直近周辺には多いものの、距離をとれば問題のないレベルになります。食材などもすべてが汚染されているわけではありません。また、基準値を超えていてもすぐに内部被曝するようなレベルではないのです。

  実際に基準値オーバーの食材については出荷差し止めや買い控えが起きても仕方のないことかもしれませんが、何も汚染されていない食材(例えば福島県周辺以外のほうれん草)まで同列に扱われ始めているのは過剰反応です。報道では東京の様子がよく報道されますが、実際汚染されていないものでも取引されない事態があるそうです。

  正しい情報、正確な情報、科学的に裏付けられた情報を素人にわかりやすく説明できるひとが求められています。学者がしたり顔でTVで語るような、そんなものは被災者には役に立たない。

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2011年3月30日 (水)

世界の注目の中で…。

  世の中こんなに大騒ぎになっているのに、当の張本人(社?)は原子力に関して、放射能に関して感覚がなくなっているようですね。

  放射線量測定結果を間違えて報告するなんて、こんな非常事態で世界中が注目している中で考えられない、ありえないことです。これまでの測定結果も正しかったのか検証する必要があるなんて言っているようで、ほんとにもう、バカじゃないかと。福島原発の原子炉に行って自分で測ってこいよ!

  被災地や周辺の人々は発表される数値に恐れおののいているというのに、一体何を信用して対処しろと…。

  データはタイムリーに出ない挙句、正確性にもかけるとは。潜在的被曝者はどのくらいいるのでしょうか。

  これからの日本では、天気予報で気温と一緒に放射線量が予報されて、降水確率と一緒に被曝確率が予報されるんでしょう。

  「皆さん、明日は折り畳み傘と防護服があると安心です」

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やっぱりなぁ。

  福島原発の事故を受けて、各電力会社は自社の原発を一斉に点検し始めました。

  気になったので近くの原発の状況を確認すると、対策として高い堤防を築く、非常用電源を準備する、ディーゼル発電機を高台に設置するなどを実施すると書いてありました。

  案の定、現状では福島原発と同じことが起こり得る設備設計であることがわかりました。原発は起こり得る想定を上回る安全設計を行って設置するのが当然だと思っていました。偉い学者さんたちもそう言っていました。

  地震についてはかなり安全サイドらしいです。近くの原発は設計上福島原発を見舞った地震の2倍の地震に耐え得る補強が施されているそうです。でもこれは恐らく原子炉及びその建屋についての話なのではないかと思います。福島原発の例からすると、配管や途中のバルブにも同じように補強がなされているとは思えないんです。

  福島原発で大きな問題を引き起こした原因は津波でした。原発の設計指針には津波についてほとんど書かれていなかったそうです。福島原発を襲った津波の高さは14mだそうですから、想定をはるかに上回る津波だったということです。

  想定を超えた津波。確かにそうだったかもしれません。でも、非常用の設備を海岸沿いに設置する設計にするかなぁ? ディーゼル発電機やその燃料タンクが流されたり、ポンプやモーター・配電盤が水をかぶったり、外部電源供給用の鉄塔が倒れたりしたんですよね。いくら想定外とはいってももうちょっと…。何といっても非常用なんですから。

  非常用設備を設置することになっているから設置したと。ちゃんとあるよということでOKになっていたということなのでしょう。あることが重要で、それを使う事態や状況までは考えていなかったということでしょう。

  東日本大震災の直後に静岡で震度6強の地震がありました。一番肝を冷やしたのは東電以外の電力会社、原発関係者だったかもしれません。

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«公僕。